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放射線科

放射線科では、放射線機器を備え、患者さまの的確な診断・治療に結びつくように努めています。レントゲンでは、デジタル撮影・デジタル処理を採用し、放射線被ばくの低減と画像の安定供給に大きく貢献しています。
CT装置はマルチスライス装置を導入しており、より小さな病変を拾い上げるとともに検査時間の短縮に貢献しています。夜間・休日にもオンコールで対応しています。

一般撮影

胸部撮影装置
レントゲン検査とも称され、基本的な検査ではございますが、ここから得られる情報量はとても多く、日々の診断には欠かせない重要な検査です。胸部・腹部・骨を主に撮影します。

当院では一部屋にX線管(放射線が発生するところ)を複数台設置し、患者さまの動作を最小限にした撮影ができるように、レイアウトを工夫しています。
臥位撮影装置
撮影はデジタル撮影・デジタル処理を実施し、少ない放射線量で、高精細な画像の提供をしながら、放射線被ばくの低減と、安定した画像供給に貢献しています。

CT(コンピュータ断層撮影)検査装置 16列マルチCT

マルチスライスCTを導入しています。頭部頚部の疾患から、胸腹部の内臓疾患、骨の整形領域の疾患まで幅広く対応しています。マルチスライスとは一回のX線管の回転で複数枚の画像を作成できる装置を指し、撮影時間の短縮に大きく貢献しています。現在、胸部・腹部の一般的な検査では10秒ほどの息止めで撮影が完了します。
当院では画像処理装置を備え、CTやMRIの装置から送信されたデータをもとに、3D画像の作成をはじめとした各種画像処理をし、病変の描出をしております。 CT装置を利用した内臓脂肪の検査も実施しています。

画像プリンター

現像定着液が不要な、自然環境に優しい装置です。
パソコンのプリンターと同じような働きをします。撮影後に暗室に入ることなく、早いものでは1分ほどから出力が開始されます。当院では3台のドライイメージャーを 一般撮影・X線透視・CT/MRIで相互接続をしており、万が一の故障に備えバックアップ体制を強化しています。

骨密度装置

前腕の骨を計測することで、骨粗鬆症の診断や治療の経過観察に用いられています。非利き腕側での検査が一般的で、右利きの場合は左腕で検査をいたします。検査時間は数分程度です。結果は、主治医より紙面でお渡ししております。

ポータブル装置

2台のポータブル装置があります。病状により撮影室まで来られない患者さまに対応しております。

CT検査のご依頼について

当院では、近隣医療機関様からのCT検査を受け付けております。
検査後の読影レポートには対応できませんが、検査のみの受付は常時しております。貴施設の機器をお使いになられるように、お気軽にご利用頂ければと存じます。検査依頼用紙は、当ホームページからダウンロード頂けます。
尚、造影剤を使用した造影検査は、安全確保の面からしばらくの間はお受けすることができませんことをご了承ください。また、当日の検査予約も可能な限りお受けいたしますので、先ずはご一報いただければと存じます。
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